教員紹介

彫刻/教員紹介
一鍬田 徹 教授 【Toru Hitokuwada】

1990年 千葉大学大学院 教育学研究科 美術教育専攻修了

デジタルな時代だからこそ、身体を使って彫刻を作ろう!
大学院を修了後、4年間、小学校の教員(学級担任)をしていました。
1994(平成6)年より、広島大学で彫刻芸術に関わる実技指導と理論研究をしています。

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主な研究実績
  • 著書:「ロダンのかげの彫刻家たち -もう一つの近代具象彫刻論-」(共著、あい書林 1995年)、『図画工作・美術科重要用語300の基礎知識』(共著、明治図書 2000年)、『図画工作科教育学』(共著、協同出版 2002年)
  • 研究論文:「ケーテ・コルヴィッツにとっての彫刻』(2008年)、『彫刻による「ヒロシマ」へのアプローチ』(2010年)、『パブリックアートのアノニマス』(2015年)、(いずれも単著/大学美術教育学会)
  • 作品:彫刻「永遠の家族」第39回日展(国立新美術館/2007年11月)特選、日本彫刻会展《西望賞、日彫賞ほか》、白日会展《白日賞、吉田賞ほか》、個展(ギャラリーオカベ@東京・銀座ほか)
  • エネルギア美術賞(2009年)、県民文化奨励賞(2010年)
【永遠の家族】、【広島のピエタ】【永遠の家族】(左)
【広島のピエタ】展(右)
主な社会貢献活動
  • 個展「ヒロシマのピエタ」展(広島市立本川小学校・被爆建物/2007年)
  • パブリックアート『FOUR SEASONS TREE』(広島大学病院/2013年)
【広島のピエタ】展、【FOUR SEASONS TREE】【広島のピエタ】展(左)
【FOUR SEASONS TREE】(右)
主な教育内容
  • 「彫刻教育素材実習」(1年次後期)木・石・テラコッタなどの作品制作(学生作品:写真左)
  • 「彫刻表現演習」(2年次後期)パブリックアートをキーワードにした授業。現地調査やマケットの制作、プレゼンテーション等、実践的な内容の授業。(学生作品:写真右)
指導学生の主な研究内容(論文タイトル等)
  • 学生各自のテーマ及び表現技法に基づく彫刻制作と、彫刻に関する研究論文(以下)を併せて作成しています。
  • 「現代におけるサイト・スペシフィック彫刻論」(博士論文)
  • 「20世紀彫刻史におけるフランシスコ・スニガの評価」(修士論文)
  • 「現代の〈美術〉における身体性」
  • 「現代の彫刻における“表現としての経年変化”」
  • 「立体造形・彫刻における鑑賞教育の考察と授業提案」
  • 「日本近代彫刻史における“細工”の価値について」(以上学部論文)ほか