絵画、彫刻、デザイン、工芸、造形芸術学、造形芸術教育学の諸領域で、表現力・鑑賞力を形成すると共に、その意義や歴史・理論などを探求し、生涯にわたる造形芸術学の方法やカリキュラムなどに関する専門教育を行います。
造形芸術の教育を効果的に遂行できる人材を育成するために、1年生次から段階的に造形芸術の諸領域について学び、3年生次後期で卒業研究のための専門領域を決定します。またオムニバス形式の授業や学外での研修など多彩なカリキュラム・行事も用意され、卒業制作展や卒業論文発表会では4年間の成果を発表します。
卒業後は、教員、各種文化施設における学芸員、美術・工芸、デザイン、印刷、出版など、幅広い分野での活躍が期待できます。大学院への進学によって専門性をさらに深めることも推奨しています。
- 取得可能な免許・資格
- ◆中学校教諭一種免許(美術) ◆高等学校教諭一種免許(美術) ◆小学校教諭一種免許 ◆学校図書館司書教諭 ◆博物館学芸員
※所得単位を取得すれば、美術以外の他のコース(特別支援教員養成コースは除く)で取得できる免許状を取得することができます。
なお、小学校教諭免許を取得するための初等教育教員養成コースの授業受講には人数制限があり、他のコースにも一定の制限がある場合があります。
造形芸術系コースでは、大学3年次に6つの専門領域から自分の興味のある領域を選択し、専門的に学ぶことが出来ます。
造形芸術教育学専修は、生涯学習社会に対応したさまざまな視点から、造形芸術の理論的研究と実践的研究の統合を図りながら、21世紀の幅広い教育関係分野において、より高度な専門的職業人や研究者を育成しています。専門分野としては、造形芸術教育学・絵画・彫刻・デザイン・工芸・造形芸術学の各分野があり、各々その意義と内容に関する研究を基盤として、生涯活動を豊かにするための教育・学習方法、教育課程などの開発と改善に関わる高度な研究・教育を推進しています。造形芸術は人の心と密接にかかわり、今日その教育的重要性は益々高まっています。
- 取得可能な免許・資格
- ◆中学校教諭一種免許(美術) ◆高等学校教諭一種免許(美術)